Point01
100色が勢揃い
過去の歴史資料に出典がある日本固有の色名称の数は、1,000を超えます。
日本文化特有の気候や風土に育てられた色彩の中から、さらに現代のさまざまな空間とセンスに合う色を100色、厳選しました。
Point02
八掛の色も選んで10,000通りの色あそび
袷のきものの裾裏を八掛といいます。
ふだんは見えない部分ですが、歩いたり、そっと裾を持ち上げる時などにチラリとのぞくもの。
「サン・クルール」では、この八掛の色も自由に選べるため、色を選ぶ楽しみが倍増します。
Point03
帯とのコーディネートも思うまま
紋のある色無地なら、袋帯を合わせてお茶会などのフォーマルなお席にも着られます。
また名古屋帯を合わせれば、お友だちとの食事会や観劇などのおでかけにも。
どんな帯も、しっかり受けとめてくれる安心感が色無地にはあります。
コーディネート例
着用シーンや、気分に合わせて、自由に色の組み合わせを楽しみましょう。
退黄たいこう
日に焼けたようなごく薄い黄色
- コーディネートのポイント
- 水色の八掛に合わせて、同系色の墨流しの帯をコーディネート。春の日差しのようなあたたかくやさしい雰囲気に。
白鼠しろねずみ
銀色のように上品な明るい鼠色
- コーディネートのポイント
- 美しく輝く銀を思わせる鼠色は、レフ板効果で顔まわりを明るくしてくれる。金糸銀糸の西陣の袋帯で上品な着こなしに。
花緑青はなろくしょう
19世紀にパリで生産されていた「パリス・グリーン」に由来する明るく渋い青緑色
- コーディネートのポイント
- 花緑青の明るい色に真っ白な帯で爽やかに。帯締めに濃い目の青をピリッときかせて。夏の暑さに負けない爽やかさを演出。
紺こん
藍染の中で最も濃い色で、わずかに赤みを含んだ濃い青色。英名では「ネイビーブルー」
- コーディネートのポイント
- 日本人になじみ深い紺色の色無地を主役に、ピンクの八掛をのぞかせて。桜柄の帯で統一。
赤紅あかべに
鮮やかで濃い赤色。江戸初期から愛用された染色
- コーディネートのポイント
- 八掛の色を、帯、長襦袢、半衿にも取り入れ、流れを表現。黒の三分紐で引き締めれば大人の赤色コーデが完成。
蘭茶らんちゃ
赤みのある黄褐色。江戸時代に流行した『四十八茶百鼠』の一つで、色名の由来は「木蘭染の茶色」
- コーディネートのポイント
- 明るい気分にさせてくれる蘭茶色。シックな色の帯で全体を引き締め、派手色ながら落ち着いた印象に。